”ハピネスチャージ・プリキュア!”、諜報戦に光を当てた新感覚のプリキュア

ハピネスチャージ・プリキュア!(東映公式/朝日放送公式)第1話を見ました。

見る前に検索して見つけた10周年プリキュアは魔女っ子で「東映魂」。「ハピネスチャージプリキュア!」記者会見レポによると、

コンセプトは「自分の物の見方しだい、自分のありようで幸せをつかみとる!」。 今回メインの一つになっているのは「オシャレ」。確かに最近の女の子、小さい頃からオシャレにこだわりを持っている(オシャレをテーマにした『わがままファッションガールズモード』などのゲームも大ヒットしている)。 戦いの途中でプリキュアがバレリーナに変わるといったフォームチェンジ要素や、イケメン二人との淡い恋愛要素もある。ここ数年のプリキュアとはちょっと違うイメージだ(ガッツリした恋愛要素は『YES!プリキュア5』ぶりじゃないかな?)。 プリキュアに変身する前でも、特殊なコスチューム(探偵服や忍者服など)を着ることで特殊能力を使う展開もあるのだとか。

などという話がありますが、実際に見ると聞くでは大違いで、キュアプリンセスが、コスチュームを変えて変装して幻影帝国の内通者と情報交換している場面があったり、その逆に、幻影帝国の人間がプリキュア側から情報を得ている描写があったり、キュアフォーチュンのパートナー妖精リボンがプリキュア側の内通者探しや幻影帝国側の不満分子を寝返らせる画策をしていたり、また、普通の警察が対応できない緊急事態に自衛隊が出動して、公安が影で動いていたりと、これまでのプリキュアの単なる悪党退治からは一線を画して、国際政治・軍事・諜報(エスピオナージ)に光を当てつつ、女児向けエンターテインメントにするという、エスピオナージ・プリキュアとでも呼ぶべき挑戦的なシリーズになりそうです。

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